2017年6月4日日曜日

公務員試験に合格、採用、卒論、卒業旅行、そして結婚、出産、家庭を築くという激動の2年間へ

 公務員試験を受験、合格、採用となった人たちのほとんどは、その採用年度に結婚するという話しを以前しました。言い換えれば、結婚を視野に入れているから公務員試験を受験する人が多いということです。

 大学4年生から、採用年度1、2年はかなり忙しく、新規採用者の多くは朝4時、5時起きで夜12時帰りとなることもあります。

 私の時代では卒業旅行でヨーロッパへ行くなんて多かったのですが、最近では大江戸温泉物語が卒業旅行で人気のようです。しかも、さすがに新人で新婚旅行なんて休暇も取れないから沖縄あたりに行ってきたという報告が多いような気がします。
 公務員試験に合格者の方々は、採用、卒業旅行、そして結婚、出産、家庭を築くと、人生で一番密度の濃い1年になるはずです。

 旅に行って「休暇」を満喫するためには、実際にかなりの修行が必要で、大学生や新規採用組では遠出してしまうと、休暇という概念がないから、観光するよりも移動時間が長かったり、手配など作業面が多くなり、結果として疲れるだけだったりします。それなら、仕事や生活にゆとりが出来てからゆっくりと旅行しようと思うかもしれません。しかし、仕事や生活にゆとりで出来る頃にはもう旅への願望がなくなっているはずです。
 旅は「行きたい!」と思っているときが吉日で、どんな旅になるのかは、その人の今の姿の鏡になるはずです。また、特に場所はどこでも良かったらします。 







2017年5月22日月曜日

ボストンに住む

 ボストン近郊は世界中から留学生がやってくるので留学生が滞在できるようなアパートが多くあり、家賃もとても高く設定されています。

 通常、何も情報がなければ不動産屋さんや大学の相談員に言われるままに、月十万円以上の長期滞在型の宿泊施設に行くことになるでしょう。(大学院生ならクーラーなしトイレ・シャワー共同の安い寮の部屋が紹介されることもありますが。)
 しかし、こんな指をくわえて、高い宿泊施設を紹介させるのを待っているのは日本人や金持ちの人たちくらいです。

 言い換えれば、現地に住んでいる日本人に、どのようなアパートに住んでいるのか?と質問するだけで、その人がその場所でどれくらいの情報を持ち、どれくらいのネットワークを持っているのか、簡単に判断ができるのです。


 例えば、留学生が多い中華圏の人たちが、まだ経済成長前の90年代で、まさか月十数万円のアパートに住むわけはなく、そこで安い宿泊先を紹介するネットワークは、ボストンの中に発見は難しいですが存在しました。他にもアラブ系の留学生も独自のネットワークがありました。

 当時、中華圏の人たちが利用しているアパートの貸し借りサイトは、月2万円とか普通に多くあり、中には「台所スペースでよければ月50ドルでOK」とか「自分が帰国している10日間だけ貸します」とか、通常の常識では考えれない広告記事があり、そこでその記事の発信者にコンタクトをしてみると、さらに驚くほどの情報を得たりします。
 極端な反日で最初から断られることもありますが、ボストンに来ているような中国人はおおよそ人種の壁を超える能力が備わっているので、だいたいの情報は開示してくれます。
 そして、こうした中華圏のネットワークを利用しているのは、中国人だけではなく、日本・韓国以外のベトナムやマレーシア、シンガポールなどアジア全域に広がっていて、アメリカの中に別な国が存在しているような感覚になるでしょう。

 以前にも書きましたが、私が住んでいたのはボストンの政府関係者の家の1室で、家賃は月280ドル、地下鉄駅から10分でバス・トイレは大家家族と共同でした。
 ここの大家とは、会った瞬間に信頼関係が芽生え、即決でした。苦労して到達した物件です。

 もっと古い話しですが、アラブ系の宿泊施設に住んでいたこともあります。だいたいそこは表向きはバジェットホテルで、アラブ系の人ならマンスリーレートでびっくりするほど格安で貸してくれたりします。私の場合、アラブ系ではかなったけれど紹介で何とか住むことができました。大都市では、こういったところは病院の近くにあるような印象です(入院患者のご家族用なのでしょう)。
 パリにはこうしたところが結構あるとも聞きます。

 日本でも、外国人は日本人では考えられないような独自のネットワークがあるかもしれませんね。

 ニューヨークでもアパート探しに苦労しましたが、こういったアパート探しや異国の人とのシェアなど、やはり女性の方が得意だと思われます。






2017年5月20日土曜日

浅草の持つ「土地の力」には勝てない。

 都内のさまざまな店舗への取材を通じてわかったことは、やはり東京では浅草の「土地」が持つ力がとても強いということです。

 交通の便が良いわけでもない浅草、しかし、もともと陸蒸気(おかじょうき)は黒い煙で害をもたらすということもあって、明治時代には浅草に駅の設置は多くの反対があったそうですが。
 何がどう土地の力を感じるのか、理論的には説明できませんが、明らかに新宿や渋谷のようなところでは別格の風を感じるはずです。
 土地が人間を形成し、社会を育てます。
 日本人、アジア人全体に言えることですが、個体としての力はそう大きくはありません。しかし、日本には「草の者」という名もなき人たちが報酬や名声を受けなくても、大きく社会に貢献し活力を与えています。この「草の者」こそは土地が育んだ土着なものたちで、土地と切り離せない存在です。

 世界にはこういう場所はいくつかあります。アメリカではシカゴかな。駅に到着した瞬間にNYCやLAとは別格の雰囲気を感じます。

2017年5月18日木曜日

1冊の本をつくるのに時間がかかる

 私の場合、adobeのソフトを熟知しているので、経済学の問題や解説の作成自体には全く時間がかかりません。それなら、独自で制作・販売した方が速いわけです。(もちろん、その方が儲けも独り占めできます。)

 これが出版社や印刷会社を通して、ビジネスにするとかなり時間がかかり、1日でできるものでも、それが世の中に出るのには数か月要するのです。しかも、そこから収益を得るにはさらに時間がかかります。

 しかしながら、どちらも長所短所があります。結局、やはり志が熟成されたものや、多くの人を納得させながら進めた仕事の方が長期的には支持されるという確信もあります。

 「本」はめくるという動作が非常に重要で、ここに本と対峙する人間の世界が一定の作業に支えられていることを納得させられます。
 村上春樹の小説で、この「ページをめくる」という作業がないと、小説そのもののパワーを半減させてしまうことに気が付く人も多いでしょう。

2017年5月6日土曜日

激動の時代を生きた学生たち、そして社会へ

週刊住宅新聞の事業停止は1つの時代の終わりを感じる人も多いでしょう。


時代の転換期ー
 98年の長銀の経営破たんは自分自身としてはかなりショックな出来事で今でも忘れられません。当時の常識から、まさか長銀が経営破たんするとは誰も思っていないはずでした(東大卒の当たり前の就職先でした)。
 私は98年からアメリカで仕事をしていて、2001年のニューヨーク同時テロもこの目でリアルタイムで見たそのショックも同じように今でも大きなインパクトを与えています。

 それにしても、今の就職活動をしている大学生や今年、就職した方々は生まれた時から激動と低成長時代の日本しか見ていないんですよね。(私は日本とアメリカのバブルを体験しています)
 たぶん、それなら会社はいつかはなくなるものだと思っているだろうし、学歴やコネよりも生活力が重要だと自覚もあるでしょう。生き残ることが肝心なのです。
 


2017年5月5日金曜日

らくらく宅建塾

 週刊住宅新聞の主力商品と言えば、「らくらく宅建塾」だと思うのですが、新聞記事にはそれが出ていないし不思議だと思ったら、すでに別会社(著者の会社)に移行していました。
「らくらく宅建塾」 出版社:宅建学院
https://www.amazon.co.jp/2017/dp/4909084010/ref=dp_ob_title_bk

 この本の表紙があまりにインパクトがあって、まさに資格試験の代表格のような存在で書店に並んでいたんです。今は、結構落ち着いた表紙のようです。

  twitter利用のトランプ大統領は、マスコミを通じることなく、国民へは自分から直接、報告するということを示唆していました。確かにそれが可能なネット環境になってきています。
 同様に、著者が出版社を通さないで自分で出版できるような環境になってきていることもいえますね。個人的には、基本書のような場合は、中間に出版社が入って編集や営業など専門家集団が入ることについては否定しません。ただし、レジュメのようなものはダイレクトに配布できた方が良いでしょう。

 らくらく経済学入門の行方ですが、自分で出版するというのも選択肢の1つですが、真に読者を第一に考えるような出版社があれば、そこに移行することになると思います。


2017年5月4日木曜日

週刊住宅新聞と資格図書

なぜ不動産専門誌が資格図書を?と現在の受験生には少し疑問があるはずです。

 日本経済が成長していた90年代まで、「資格」の代表は宅建でした。宅建は年間・万単位で需要があるのでこれを軸に予備校や出版社が利益計画を行っていたのです。
 もう1つが「簿記」です。PCソフト会計世代にはピンと来ないと思いますが、これも手作業で事務を行っていた時代には欠かせない必須の資格でした。

 なぜ週刊住宅に「経済学」が?というものも、90年代に人気があった資格、不動産鑑定士2次試験の勝負科目が「経済学」だったからです。
 この不動産鑑定士試験は、受験期間が長かった司法試験受験生が収入確保のために受験する人が多く、また宅建合格者はもちろん、司法書士合格者も受験するケースが多かったので、予備校としては営業しやすい分野でもありました。

 今の資格試験図書や予備校が直面している状況はアメリカでも同様です。

 アメリカには90年代まで秘書育成の短大が各地にありました。(地方では、この学校に行けば、ブラインドタッチでタイプライターが打てるようになれるというCMがよく流れていました。) それがパソコン世代に代わり、姿を消したものや、時代に合せて変化したものが見られます。

 今、チアは日本が強いようですが、アメリカが強かった時代はチアの強豪校と僻地の短大の広告活動はかなり密接な関係を持っている場合がありました。この僻地の短大というのは日本で言えば実技資格の予備校や商業高校に近い、秘書育成の学校です(もちろん、そこから4年生大学に編入する人も多くいます)。
 しかし、今では、かつては政治力が強かったチアの強豪校ですら10年以上チアのサイトが止まっているところもあります。逆に中国人留学生を集めようとフロントページが中華色に変化しているものもあります。
 僻地にとって、学校経営は唯一のビジネスなのです。

2017年5月3日水曜日

秋保先生(社労士)のFBを読み、現実に直面しました。

秋保雅男のうかるぞ社労士
https://www.facebook.com/akihosharosi/

予備校時代、そして週刊住宅とあまり面識がないまま同じ道を歩んでいる社労士の秋保先生、そのFBを読むと、すでに週刊住宅の方々との話し合いを行い、今後の方向性も明らかにしています。

昨日、読者の方からメールで週刊住宅の事業停止をきかされ、全くの寝耳に水の状態でした。らくらく経済学入門シリーズは書店にある分は購入可能です。それ以降は現時点では、何とも回答が出せない状況です。

当方と週刊住宅新聞社は出版のみの関係でその他の提携は無く、このサイトの活動については何ら変更はありません。

茂木喜久雄著の本(現在、全冊、流通が止まっていると思われます)
http://www.honyaclub.com/shop/goods/search.aspx?search.x=true&cat_p=00&aut_n=%96%ce%96%d8%8a%ec%8bv%97Y

ありがとう、週刊住宅新聞社の皆様

週刊住宅新聞社の皆様
お疲れ様でした。

今年4月1日付けの広告(日経朝刊)
この時点ではヤル気に満ち溢れていたのですが、その後、何があったのか!?


2017年5月2日火曜日

書籍が購入できない等の問い合わせが増えていたのですが、

理由がわかりました。
https://www.shukan-jutaku.com/jigyouteishi/

「らくらく」は永久に不滅です^^
書籍が購入できないという受験生への対応は検討中です。
(プレミアが付いてさらに入手困難になると思われます。)