2016年2月27日土曜日

仕事ができる教師、仕事ができない教師

学生がもっとも誤る初歩的なミスとして、指導してもらう教師の判別というものがあります。

例えば、大人数の受講生を持ちさらに外部からも仕事の依頼を大量に受けている人気教師のA氏と、ほとんど受講生もいなくてどう見ても暇な教師のB氏、もし個人教授をお願いするのはどちらがよいのか?という論点。

一見、空き時間が十分あるB氏にお願いする方が自分の指導に充てられる時間も長く丁寧だと考えがちですが、これは大きな誤りでたぶん後悔することになるはずです。

実は、ほとんど空き時間がないA氏の方が適切な指導を受けることができるでしょう。なぜなら、忙しい人ほど時間を効率に使って何をどうすれば良いのかの最短距離を熟知しているからです。
特に大人数を抱える教師(抱えた経験を持つ教師)ほど実は1人1人の学生に目を向けることが可能です。だから人気教師になったのです。
暇な教師はいつまでも暇であるのは1人1人の学生へのケアができていないからです。そして、おそろしいほど時間を非効率に使っている可能性があります。

また、能力が高ければ高いほど謙虚で頭を下げる習慣があり、能力が低ければ低いほど横柄で威張り散らしています。


これと同様に、多くの顧客を抱える百貨店はサービスが良く、さまざまな現場を経験した熟練従業員がいることも想定できるでしょう。