2016年3月16日水曜日

どのような授業に人は集まるのか?

以前、大手の予備校の講師をしていた時、受講生が多いので、高田馬場と水道橋の2か所(移動可能)で、異なった日にちで講義をしました。

最初は高田馬場で行い、その翌日に水道橋で行う形式でした。

はじめの高田馬場の講義は、私の事なので予習もせず、テキストもなく、いきなり黒板に書き始めるものです。そのため、ミスもあるし、間違った部分も発生しました。
質問も多く、意見も聞き、反省点もありました。しかし、汗だくになりながら一生懸命にやったという記憶がだけが残りました。

しかし、翌日の水道橋の講義は、前日の高田馬場の講義をもとにしているため、まったくミスがない説明で、丁寧に整理された板書を用意することができました。
これは、講師から見た満足度が高いのです。

その結果、どうなったでしょう??

受講生は、なぜか水道橋ではなく高田馬場の講義に移動してきました。
やはり、何もデータがない状況で行われた講義が生々しく、まさにライブだったのでしょう。
そういったコメントが多くありました。