2016年6月19日日曜日

公務員試験と大学経営

 公務員試験受験指導校(予備校)、TACや大原のように総合的な資格系の予備校以外に、公務員試験に特化した受験指導校も探してみるとたくさんあることに気が付くでしょう。
大学内に設置されている講座も含めると相当な数になる。

 予備校の利用に関しては、大手ならある程度基礎学力がある学生が好んで行くことになるだろうし、高校大学など受験経験が全くなく数的に自信がない学生なら個別指導してくれるような個人経営や公務員に特化したところに行くことになるでしょう。


 印象としては予備校に通う受験生の平均は、やはり受験層全体の平均でもあり、上位合格者勢が1カ所に集まるってことはないと思われる。

 しかし、私立大学はビジネスとして学校経営をしているので、次年度の学生を確保するために、合格が難しい中央省庁合格者を出さなければならない。そのため、独自の特訓クラスを設置しているようなことろも見られる。
 「虎の穴」のような感じ。
 そういう大学に呼ばれたことがあって、行ってみると、そこの学生は大学の偏差値とは無関係に、東京早慶ばかりのクラスとかわらない学力レベルだったりする。いや、それ以上かも。
 また、女子大も就職に関しては独特の攻略法を持っていると思う。(女子大の面接対策は凄いところがある。)

 今後、公務員試験はもっと難易度が上がっていくことが予想されるので、大学経営にも今以上に影響を与えることになるだろう。