2016年7月31日日曜日

東京と大阪は新時代をむかえます。

今日の東京都知事選は注目すべき選挙です。

東京は日本ばかりでなく、世界の「東京」になろうとしています。これは大阪も同じです。
それほどこの2都市は世界経済に与える影響力が大きな都市でもあります。

世界経済の低迷をカバーできるのは、この2都市を中心とした日本しかありません。

2016年7月26日火曜日

資格試験の予備校が新しく立ち上がっているようですね。

 「公務員試験」で検索すると、いつくか最近になって予備校が新設されているようですね。

 教師は新しいほど勤勉であるように、予備校も新しいほど受講生を集め合格率を上げようと努力するので、かなり受講生にとっては良い方向への原動力を持っています。(もちろん、老舗も負けじと努力するので双方に良い影響が産まれます。)
 
 これは、どんな業種の会社でも同じですが、スタートからある一定の軌道まで上昇させることができるかどうかが肝心です。
 しかし、景気の良かった時代では予備校に差し出せるお金に余裕がある学生が多かったはずですが、今ではアルバイトで生活費を稼いでいる学生がとても多いので、何十万も予備校に出せる人はほんのわずかです。
 つまり、今、予備校は金銭的余裕のある受講生争奪戦になっている可能性もあります。

 受験生が増えない、需要者が増えない以上、市場規模には限界があるので、経営的には難しいはずです。したがって、従来のビジネスモデルではない形態で運営する必要があり、それによって、まず市場を大きくさせることが重要になってきます。
 そして、ステマをやっているような場合であれば、撤退は早まることになるでしょう(現在の需要者はネット世界に慣れているので、かなりシビアな目を持っている)。

 私個人では、受講生からの授業料は無料、ただし広告を見てもらって広告会社からの収入と関連商品(本とかデータなど)の売り上げで運営していくスクールなどが良いと考えています。

 対面講義・対面指導となると、家賃や人件費がかさむので、都心部での集団講義には限界が出てくるはずです。






 

2016年7月25日月曜日

重課金の要素がない「ポケモンGO」

 一大ブームを築いたソシャゲも、その多くは衰退し、ガチャゲーになってしまったものもあります。パズル系は相当、参加者が減っているように見えます。

 一方、「艦これ」のように、ゲームそのものでは課金はなくても、そのグッズなどで売り上げを維持しているものもあります。

 さて、ここで世界的なスマホゲームを席巻させた「ポケモンGO」が登場し、本日の鶴舞公園、新宿御苑、世田谷公園に集まった人の数をみても、その勢いはリアルを支配しつつあると感じます。

 そう、これまでのソシャゲ―は参加者は特定されず、本当に一部のトッププレーヤーだけしか表に出ることがゆるされ、他の人はスマホにゲームがインストール後、実はかなりのレベルでも恥ずかしくて他人に打ち明けることがなかったはずです。
 それがポケモンGOによって、プレーヤーが一方的にスマホに直面している環境を打ち破り、どんなレベルのプレーヤーでも表に立ち、「見る」、「見られる」という双方間の世界を作りだしたことはとても大きな進化と感じます。

 歌舞伎には、桟敷席があります。
 この席は、当然に芝居を見る席であるのに、他の客席からも見られるという双方間を持つ席です。エンターテインメントは一方的なものではなく、進化に応じて、より有機的に視覚を動かし、それが新しい社会を作る可能性を孕んでいます。(だから、人間は正面に目を持ち、後ろが見えなくても生活できるような身体構造になっている)

 逆に、東京ドームでのプロ野球が衰退した理由は、オーロラビジョンで視覚を一定方向に強制させたことのによって、野球観戦の面白味を奪ってしまったという考え方もあります。

 「ポケモンGO」は次にどんな進化をするか楽しみですね。

 

2016年7月24日日曜日

Cドライブがいっぱい。

不要なデータをすべて移動しても、なかなか減らなくなりました。
当初、分割で100Gあれば十分だと思っていたのが判断の誤りでした。

2016年7月23日土曜日

経済官僚育成講座-三島由紀夫(1)

 経済官僚になるために、例えば、通商白書や経済財政白書(旧経済白書)で扱っているデータなどは自分の言葉で説明できる必要はありますが、ここでは経済理論ではなく、経済官僚になるための心構えのようなものを話していきたいと思います。

 よく現役の官僚と話をするときに出る作家は三島由紀夫です。

 私自身、三島の話をすると、経済理論以上の熱が入ってしまい、三島こそが「日本人の経済学」をつくった大功労者の1人だと考えています。
 小説を読むのも良いですが、批評などに目を通すと、かなりの読書量が裏打ちされたものだと納得させられます。

 三島は大蔵官僚でした。大蔵省(現財務省)は税収確保のために日本国内にある資金の流れを完全に把握する必要がありました。現在のような国民の多くがサラリーマンである世界ではないので、その資金の捕捉がかなり難しいものです。

 現在もテロ対策関連法に基づいて、資金の流れに透明性を強化しようとしても、実は深層は根深く、なかなか難しいのです。

 基本的にビジネス・パーソンは定置にとどまらず流れている人が多いいけど、捕捉しやすい層でもあります。しかし、日本と言う国は、「家」というシステムが根付いていて、それは透明化できない深層・宇宙観があり、政治経済にもこの「家」という構造と結託しています。
 これが技術を産み出し、安心社会の土台を作っているのです。
 ですから、「家」=独占業務ではあるものの、それを許容しなければならない社会的構造が我が国にはあるのです。
(世襲反対!と言う人も多くいると思いますが、なぜ世襲=「家」、家業を採用しているのかを、いずれ知ることになります。)

 大衆経済の運営そのものは、江戸時代の経済官僚の例を考察しても貨幣改鋳などの金融政策の運営だけでもなんとか維持ができます。
 しかし、明治維新のような大改革を行うための巨大な資金源は大衆の中にはなく、最上層と最下層の両極に存在するのです。そのため、三島も含めて日本の文学には貴種流離譚があり、三島はその極へ向かう歩行器を大蔵官僚時代に見つけたと推測します。(これは、柳田国男にも通じるものがあります。)

2016年7月21日木曜日

留学は、田舎か都会か!?(2)自動車免許取得

 アメリカ在住の第1歩は、自動車免許取得と自動車購入でしょう。

 自動車の免許取得はややハードルが高いけれど、私が取得した時は、25ドル支払えば誰でも取れ、行動範囲も知識も大きく広がるきっかけになりました。逆に、免許すら取れないとなると、いつまでも旅行者気分のままになるでしょう。

 私は最初、テキサス州ヒューストンで取得しました。
その時の状況です。

①自動車免許の試験は、自分で自動車を持参していかなければならず、無免許状態でレンタカーも借りることはできないので、友人に借りるか、車を買うしかありません。私は前日に中古車を買いました。
 オフィス前はたくさんの人がいて、「車を貸してくれ!」と叫ぶ姿が見られました。

②当日、書類を書いて、そのまま学科試験。出題パターンは決まっているのでいつまでも受からない人はいないと思います。実技は縦列駐車だけでした。

③当時は、外国人、有色人種への審査が厳しいというオフィスもあり、このあたりは現地在住のアジア系の人から情報をもらって、審査が公平なところへ行きました。予想通り採点者は明らかに敬虔な人で助かりました。1発合格です。

 知っている人にとっては実に簡単なことですが、初めての人にはあれこれたいへんです。



留学は、田舎か都会か!?(1)

 留学なり遊学、仕事などで海外に長期間住む場合、田舎が良いのか都会が良いのか考えるはずです。
 留学中の8割の日本人は、日本人同士でつるむので言葉もマスターできないし、何も得ないまま帰国することになります。(今では留学の学歴やMBAなどもあまり価値を持たなくなりました。)

 私はアメリカしかわからないのでアメリカについてしか話せませんが、ニューヨークのような大都会もあれば、バスで数時間乗れば日本人がまったくいないような田舎にも行けます。
 はたしてどちらが望ましいでしょうか?


 外国に行って重要なのは、どのような人と出会い、関わり合うのか?ということです。


 例えば、日中の東京も観光客ばかりでいきなり現地在住の人と交流ができないように、ロンドンもニューヨークも同じように日中の街はつまらないと感じます。
 しかし、都会ではさまなざな専門家がいるし、自分に合ったコミュニティも見つけやすいはずです。仕事もたくさんあるし、学校に10年行っても英語は身につきませんが、仕事をすれば1か月で英語は習得できます。

 逆に、生活が便利過ぎると、初心は忘れてしまい、ニューヨークくらいシステマティックだと、だらだらと生活を送ってしまうことになります。

 日本でも英国でもそうですが、アメリカにも「街」に理念があります。
 いきなり、学校に行ったり、仕事をするのも良いですが、USAレールパスやアメリパスで全米を旅して、ローカル新聞を読んだり、ボランティアに参加しながら、どこの街が自分にふさわしいのか探って見ることをススメます。その経験はきっと有意義なものになるはずです。

2016年7月13日水曜日

東北に見る世代間の政治の見方

 EU離脱の国民投票で英国における若年層と高齢者層の認識差が指摘されましたが、
今回の参院選も東北地方における世代間の政治感に差がでたようです。


出展元:https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/sangiin2016-review/

2016年7月12日火曜日

外国に住んで気が付くこと

外国に住んで気が付くこと

それは、自分が日本人であること。

2016年7月11日月曜日

西日本の勢い

今回の参院選は、西日本の改憲勢力に背中を押されたように3分の2を超えました。

かつて、激しい大学受験戦争は、西日本のパワーがとても印象的でしたが、公務員試験も試験問題さえできれば学歴や職歴、年齢に関係なく採用されます。そうすると、西日本勢を中心に得点水準が今後、かなり上昇してくる可能性が考えられますね。

新しい日本をつくるパワーがみなぎっています。

2016年7月7日木曜日

大衆をなんと呼ぶか?

面接官と話すとき、大衆を何と呼ぶか?
地上の場合、東京なら「都民のみなさん」とか福岡県なら「県民のみなさん」と言えますが、国家公務員の場合、少し悩むはずです。

「国民のみなさん」…よく政治家が使っていますが、大学生、特に人文系出身者はナポレオン戦争と国民概念について教わって何年も経っていないはずなので、少し抵抗がある人もいるはずです。
私もあまり国民という言葉を使いません。(もちろん、そういう人は日本語と国語も使い分けているでしょう^^)

「市民のみなさん」…これは外国人も含んだ社会性や地域性を持っています。そのため、やや政治色を含んだ言い方のように感じる人もいるでしょう。

「納税者のみなさん」…私はアメリカの公務員に倣って、これを使うようにしています。これなら日本人ばかりでなく外国人や旅行者までも含めて言うことができます。しかし、大学生がこんな言葉を使うだろうか?

どれも長所短所がある言い方です。

2016年7月6日水曜日

就職活動と旅行

 以前、大学受験が激戦だったとき、多くの高校生は何校も大学を受験したので、交通費や宿泊費いが膨大になり、大学生になってそのトラウマを克服するべき、格安旅行を研究したものです。

 現在は、その論点が就職活動時期に移行しているようです。
さすがに業務説明会で都市部に出て、さらに面接や面談のための移動や宿泊となると財布も火の車でしょう。

 格安ホテルを探すことが難しかった時代、2002年頃までは、私は「旅の窓口」というサイトを利用していました。ここはなかなか凄くて、都内で個室1泊3000円とか出ていたんです。もちろん、そこは私以外日本人は1人もいませんでした。

 その「旅の窓口」は現在は楽天トラベルになり、もうマイナーな宿泊先は見当たらなくなりましたね。少し残念。

2016年7月5日火曜日

就職市場への大激変時代が近づいている

 移民やグローバル化が問題になっていますが、日本は「第2の開国」をせまられているような状況です。

今後、就職市場は次のように変わることも考えられます。

コネ時代:民間大手企業は世界中の大学から新卒者を採用するので、日本の大学から採用する場合は特にコネが重要となります。

起業の時代:優秀な新卒は限界がある民間大手への就職よりも起業をして、自分らしい生き方を選択するようになります。

起業で経営手腕や技術を世間に認めさせてから、高待遇で民間大手企業に入社・またはパートナーとなっても良いでしょう。

地方の時代:東京を経由することなく、地方都市と海外を結んだビジネスチャンスが広まることによって、地方を拠点とする人材が増えます。

AIの時代:単純作業ばかりか、ある程度の知的水準の仕事も機械に奪われていきます。

公務員の時代:最近では安定化した就職は公務員か証券マンかと言われてきましたが、株式取引はコンピュータにバトンタッチしてきたので、最後は公務員のみとなります。
公務員の倍率はさらに上昇するでしょう。

国家一般職の合格率アップを目指す地方大学が増えるでしょう。

行商の時代:定位置で長期間の経営は難しくなります。


 

どうやって多読習慣ができるか?

いきなり本を読め!と言ってもそれは誰しも難しいと思うはずです。

私も本を読むようになったのは、米国留学後1年を過ぎた頃です。
1年間外国にいると、さすがに「活字欲」が異常に高くなり、ひとたび日本語に触れると、何日も徹夜状態で本を読むようになります。

フランスやドイツへの留学組はもっと激しい活字欲に達するようにも見えます。


これから夏になって、旅行シーズンになりますが、長期間の旅も良いかもしれませんね。
私は、アメリパスとUSAレールパスで2回、全米を旅したことがあります。

当時は航空券は高かったんですが、USAレールパス1か月乗り放題はかなり安かったような記憶があります。寝台車じゃなくてもコーチ座席は十分に寝ることが可能です。
(アムトラックはカリフォルニアゼファー号だけが混んでいて、あとはガラガラでした。)


有名大学に立ち寄って、是非、講義の聴講許可を経て、授業に出てみてください。

2016年7月3日日曜日

大学の講義や予備校に通うのを義務化させるよりも、勉強仲間をつくること

公務員試験の受験者というより、今日の大学生は生活費のためにバイトをしているのが現実。

予備校に通うのも時間がなく、ネットではモティベーションが維持するのは難しいはずです。

是非、勉強仲間をつくってお互い意見交換しながら進めていくと良いでしょう。サークルでも良いし、恋人同士でも良いです。

2016年7月1日金曜日

若者が経済の舵取りを!!

 私は人生の3分の1を外国人として生きてきましたが、私の世代ではそういった経験を持つ人はごく少数。
しかし、今日日の大学生は1年超の留学を強制的に行うケースが増えているので、それなりに国際人として何をするべきなのか身をもって知っているはずです。

 EU離脱に関して、多くの日本の知識人の見解を読みましたが、やはり世代間・世界見聞のギャップを感じます。

 次の時代を担う若者が失業しているような状態では、どんな政策も役に立ちません。


実はロンドンにはよく行きます。