2017年2月27日月曜日

「有人なのか?」、「無人なのか?」

 訪日外国人から、そこは「有人なのか?」、「無人なのか?」という質問もあります。

この論点はかなりタイムリーなもので、フランスのように無人ばかりの環境での弊害を知っていると、日本でも同じような、、いや、ハイテク社会の日本ならそれ以上ではないかと想定するでしょう。

 個人的にはフランスの都市部の無人化とカード化にはちょっと抵抗のある人も多いと思われます。ストライキによる運休や何度もエビアンが出てこない壊れた自販機を目にしてきて、その自販機よりもオンボロな機械に、周囲に係員がいない状況で、旅行者が命綱となるクレジットカードを入れるのはかなり度胸が必要です。
 逆に有人化にすると、その立場を悪用する人も出るだろうから、不正がない機械の方が良い面もありますが。

 仮に無人化でトラブルが起きてもパリやニューヨークでは、知識のない外国人旅行者に親切に対応してくれる住民が必ず近くにいるのがあたりまえなら、何とかしてくれる可能性が高いのですが、他人と関わりたくないと思うはずの東京人の環境では、非英語圏の人を助ける人は稀でしょう、やはり無人化には反対圧力が強そうです。





2017年2月25日土曜日

東京オリンピック用のボランティアビデオの総合点がmogi jukuを開始2か月で上回る^^

 閲覧者がほぼ100%外国人で、彼らと相談しながらの製作なので、生産性の向上も著しい。
この感じで今年は経済学も作っていきます。
(アメリカが中心のyoutube Red加入者の閲覧者が多いので、予想収益を含む総合点だけみれば、膨大な時間と経験を活かしたmogi jukuを、わずか開始2か月でbackepakersXpressが超えました。)


2017年2月22日水曜日

韓国ではYoutube Redが開始、報酬も発生。

韓国から経済学研究科への留学目的なのか、それなりの数のYoutube閲覧者がいますが、1月のデータがYoutube redからのものでした。

日本でも開始がまもなくですね。無料の人は、大量の広告のシャワーを浴びることになるでしょう。すでに、スキップできない開幕の広告が頻繁になっているようです。

面接などでいろいろな人との接触

ここに書いてあることはあくまで雑感です。

 面接対策などで、受験指導校、ハロワ、ジョブカフェ(しごとセンター)などを利用するひとも多いでしょう。公的機関を利用する場合は模擬面接の担当者は現場の人なので問題はないですが、予備校の場合は模擬面接の担当者の職歴は確認しましょう。これは失礼なことではありません。グローバル化がすすんでいる昨今、職歴の明示は一般的です。また、一部の受験指導校では人事経験ばかりか職歴もないフリーターの人がやっている場合もあるようです。この職歴というのは職務経歴書に記入されるもので、「講師歴20年」とか「ナンバーワン講師」といった類の紹介のものではありません。

①ただし、仮にフリーターでもその旨を明らかにしてくれた場合、それでも面接指導ができるというのは、それなりの自信があるのでしょう。例えば、一定以上の母数を指導してきたり、昨年の合格者のデータを持ってる場合には参考になることもあります。あくまで参考であってすでにそのネタは陳腐化している場合が多いです。

②指導校の中には「俺の指導のおかげで受かった」という講師がいますが信用できません。受験者が頑張ったから受かったのであって、むやみに自己評価が高い講師は、自己顕示欲を満たすために面接担当講師をしている場合があるので注意が必要です。己を評価するのではなく組織を評価し、お客様を評価する講師を選びましょう。
 また、顔なじみの講師に面接指導をしてもらってもあまりプラスになることはないはずです。厳しいかもしれませんが初対面の人が望ましく、ジョブカフェとかかなり混むことが予想され、満足できる指導が受けられないかもしれませんが、そういうものだと真摯に受け止めましょう。

③仕事上の面接は特にオリコウサンを演じる必要はありません。無理にオリコウサンのフリをして媚びたりするのはかえって印象が悪いはずです。スクリーニングは面接会場のすべての時間であって、対面時間の審査はその1部に過ぎません。
ドアの開け閉めでだけで性格が出るので、そういったところの方が見られるはずです。

 基本的には、ろくに挨拶もできない人が、わずかな時間でそれなりの社会人に仕立て上げるというスタンスで受験指導校の面接指導を受けるのであれば有効ですが、すでに社会人としてのマナーが備わっていれば、特に高得点を取るために無理な入れ知恵は必要ないと思います。

④学生にとって、過去に企業や役所で面接を担当したことがあるという人はそれなりに会うことできるはずですが、実際に人事畑出身の人には滅多に遭遇しないと思います。それは人事の持つスクリーニングの手法は極めて高いブラックボックス化したものなので、門外に出ることが稀だからです。
 人事が持つ技術は一般の人がイメージするものとはかなりかけ離れたもので、製造部門同様の高い技術集団です。

⑤受験者の中には、ギリギリでも学科さえ通れば面接に絶対的に自信を持っている人もいます。こういう人には勝てません。そして、ある一定の少数、そういう人がいます。ですから、一般の受験生は学科でできるだけ得点しておく必要があるのです。面接で大逆転できる人は極めてごく少数に過ぎません。逆に面接で失敗して、それが原因で不採用になったという人もごく少数しかいません。
 また、優秀な人材でその人を採用したくても、その人のポジションに空きがないために不採用となるのであって、面接の失敗が決定的なダメージになるというのはほとんどないはずです。

⑥大学でいろいろな教員の指導を受けたと思いますが、優秀な教員の特徴は1つ、「正直な人」だったはずです。逆に優秀とは思えない教員の特徴はウソっぽかったり、自己評価が高く、過去の自分を脚色して美化し自慢する人、尊敬や感謝の念がない人だったと思います。
 世の中の不思議なところで、正直な者はわかりやすいので信用されるということでしょう。正直な人物というのは常に攻撃される対象でもありますが、ハッタリ無しで闘えるというのはそれだけ強い証拠であり、ある程度の修行が必要でもあります。それでも、正直者が勝つことがわかれば大学4年間は無駄ではなかったはずです。

⑦以前もここに記載し、ツイッターで話題になった三佐が海自イベントの列整理係をやっていたというものです。制服組だから三佐だとわかったものの、公務はどこにそのような人が配置されているのか、私服組だったらまず一般の人にはわかりません。会場に入って、案内係の人や待合室で気軽に話しかけてくるおじさんがひょっとすると最終決定権を持つ課長クラスの人かもしれません。また、わざと嫌な人を演じて、その人の本当の姿を見ようとするかもしれません。


金融は英語、人事は旅行、外交は宗教、そして日本は雨と植物の国。




2017年2月19日日曜日

松田・桜まつり

今年は暖冬のせいか、この時期ですでに満開を通り越して散っています。
セットとなる菜の花がまったく出遅れていますね。

2017年2月13日月曜日

訪日外国人からの質問が最も多いもの(1月)

訪日外国人からの質問が最も多いもの(2017年1月)

1位:「エスカレーター/エレベーターはどこにありますか?」
 荷物が大きいでしょうから、まあ、この質問はわかります。
案内表示もエスカレーターの位置が明確に判断できるように工夫されるようになりました。
 ベビーカーや巨大なスーツケースを持って完全にエスカレーター/エレベーター利用で中低価格層のホテル移動は地味に難しいのです。

 

2位:「自動券売機の使い方がわかりません。」
 English指定しても、まだまだ複雑な印象があります。
 まだまだ日本人の認識で手順が設定されている印象があります。

3位:「電車には何時に乗るべきですか?」
 これは過去にラッシュに遭遇した経験が多いことの証でしょう。

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①ソロの旅行者が増え、歴史的な建物の見物より、イベント参加や交流が増加しています。
イベントの参加なので、東京に集中してしまい、宿泊先も新宿を中心に山の手エリアになります。

②食事やwifiのレンタルに関する質問はほとんどなくなったことから、まったくの旅行初心者が訪日することはなくなり、ある程度の海外旅行経験者が日本に来ていると思われます。

③移動手段や移動時間、最短距離や混雑具合、ヨドバシカメラやビックカメラで入手できる周辺機器など細かい質問も増えていることから、ほとんど東京の人が地方に行く場合や逆に、地方の人が東京に行く場合の質問内容とかわらなくなってきています。

 訪日外国人の多くは、のんびりとした海外からいきなり世界一の難関駅である新宿に来るわけですが、情報が行き届いたせいか、かなり事前に準備をしている人も多いと感じます。



2017年2月8日水曜日

国際都市としての「SAPPORO」

札幌(SAPPORO)の雪まつり、25年ぶりに来ました。
以前から外国人だらけのお祭りですが、都内のお祭りように混んで見物できないといったことはなく、誰でもどの場所からでも参加可能で、24時間見物できる祭りとしては完成度が高いと思います。
また、東京やパリのような海外初心者団体向けの観光財に集中させることなく、solo旅行者向けの資源が豊富で、中国語も英語もわからない外国人旅行者が滞在するためのハードルがほとんどありません。このあたりはかなり勉強になります。

2017年2月5日日曜日

マティス国防長官、その愛読書はマルクス・アウレリウス『自省録』

人生を国家に捧げた軍人・マティス国防長官の愛読書「自省録」が紹介されてから、いきなり売り上げが伸びているようですが、この本をしばしば読むという社会人はいると思います。

この本には、現実を見つめるという姿勢が見受けられます。
http://www.honyaclub.com/shop/g/g12313937/













「現実を見る」ということは非常に難しいということは以前もお話ししました。
http://keizaimori3.blogspot.jp/2016/10/blog-post_22.html

大人は、現実を直視できなくなり、他人の価値観に支配され、フィルターをかけていない、ナマのもの、本質が見えなくなっていきます。それは無理な物語にしてみたり、因果関係を設定したり、ほとんど自分の思考とはかけ離れたものです。

直視することは犠牲も大きいけれど、それを突破してはじめて未来への橋渡しができます。

映画『with honors 』,(邦題:きっと忘れない)の中で、サイモンがモンティに送ったメッセージ、ここにもその言葉が含まれています。







2017年2月4日土曜日

立春


皆さんのご多幸お祈り申し上げます。

節分会

受験生の中には今年、厄年の方もいるでしょう。
厄年はその年の元旦からなのか立春からなのかどちらか諸説はありますが、個人的には旧暦にしたがい立春からだと考えています。

女性の19歳、男性の25歳は人生にとって意味のある年齢と思います。
私の友人は25歳の時に亡くなり、偶然、その事故に遭遇しなかった私が助かったことをきっかけに、私の旅が始まりました。

人は「死」を予感することができます。それは自分なのか身内なのか明確ではなりません。そして、そのことを転機に、死に向かう自分を知って、はじめて他人や情報に引きずられない、自分が何者で何をするのかわかってくるはずです(これは三島由紀夫や近松門左衛門らの作品にも一致します)。


2017年2月2日木曜日

話しの核心

何か回答を「話し」を媒介に伝達しようとするとき、必ず地域差が含まれるので理解が困難な場合があります。

youtubeなどで、試験の解説講義の動画がアップされていますが、筋の展開からおおよそその講師のバックグラウンドが含まれることがあることを取り上げると、例えば、

関東の人は、「あれは面白かった」、「この問題はやさしかった。」といったなどの印象や感想が多く、それらとQ&Aがごっちゃになっているので何が核心なのかわかりづらいです。

関西の人は。「今日、朝起きてな」、「飯を食ってな」、「バスに乗ってな」・・といった無駄な筋を設定するので、これもどこが核心なのかわかりづらいと感じます。

お互い同地域の住民であれば、その中から回答をピックアップできるのかもしれませんが、やはり「話し」という伝達手段は難しいはずです。


全国共通の認識で、Q&Aを明確に完結されることは極めてハードルが高いと感じるはずですが、今の学生はこれを世界レベルで達成しなければなりません。