2017年12月15日金曜日

エグゼクティブ

 日本経済が大きく成長していた90年代までは、組織のエグゼクティブも一般の従業員も関係なく、1つの空間で仕事をしていました。
 しかし、ここ最近は、エグゼクティブは完全に個室にこもって仕事をする人が多いようです。表に出たがる社長もいますが、対面を極力遮断している人が増えていると感じます。

 現代のエグゼクティブに要求される情報の処理量や技術、生産性とその結果、さすがに対面している時間は少なくなっているのかもしれません。

 10から70にするには簡単、70から90にするのはかなり苦労し、90から98にするには地獄のようにたいへん、その上の98から100にするのは発想そのものを変えて達成する必要があるのです。
 新井白石のように98以上の世界で戦っていた人にはプライベートの確保というものが切っても切れない関係だったはずです。

 周囲よりも、能力が高い人や眼力がある人はイジメにあってその能力を伸ばす機会を失うことになるので、早い段階で独力で活動するスタイルを確立する必要もあります。

 Soloの時代
 

 余談ですが、最近の旅客機を見ると、プライベートな空間確保へずいぶん力を入れていると思います。