2017年1月30日月曜日

ナッシュ均衡

 経済学部出身なら当然にお馴染みですが、公務員試験や資格試験の勉強をしていて、「ゲーム理論」から初めてナッシュ(1994年・ノーベル経済学賞)という人物を知る人もいるでしょう。

 このナッシュという天才、少しでも数学に興味がある人にはかなり魅力的に映るはずです。

実は、彼を描いた映画もあり、それがあの有名な「a beautiful mind」(邦題:ビューティフル・マインド)です。<アカデミー賞では作品賞、監督賞、助演女優賞、脚色賞を受賞し、ゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞を受賞しています>。

 試験勉強中で、DVDを観る時間がないと思われますが、試験が終わって時間ができたら、観てみる価値は十分にあります。

※ナッシュの人物像から妻のアリシアは切り離せない存在ですが、実は1963年に離婚し、2001年に再婚しています。


2017年1月29日日曜日

「作品」はどこから産出されるか?

大学生が読む思想家の著作には、マルクス=エンゲルス、ドゥルーズ=ガタリ、ネグり=ハートのような2人の共著があります。

これは1人の人間が描く世界感ではなく、2人の間、つまり安定性ない状況の中から作品が孕むと考えても良いでしょう。(ゲーム論的には3人、三角形構造になれば安定しますが)


同じ作家業でも、最適な言語を見つけるような翻訳業は共同作業が難しい仕事の1つであり、完成度が高くてもなかなか評価されません。
しかし、最適な言語を見つけるわけでもない思想書が2人の共著がうまくいくにはいろいろな理由もあります。

----------

日本はモノづくりの国であるが、もともとモノづくりをする人の多くは自尊心を満足するためにやっているので、共同でやったり、手伝ったりすることが苦手な人がいて、どういったプロセスで力を合わせて完成させていくのか、そのマネジメントが極めて難しく、企業の頭痛の種でもあります。

そう考えると、2人の巨匠が協同で作業をするとなるとその自尊心のぶつかり合いの激しさを増すように思われますが、実は、そのレベルに達するとすでに「言論」の領域を超えるので、ほとんど凌ぎはなくなると思われます。

不安定であって、伝えたいことがあるけど、それに該当する適切な言語が存在しない。
そこで、ようやく伝えるためにモノを作ったり、何らかのパフォーマンスをするわけです。
モノをつくるために、モノを作る。こうした二重構造(二重創作性)があることも言えるでしょう。

つまり、2人での共著というのは、そこには言語化させていない多くの財が交換されているのです。これは、夫婦や家族間で交換される財も同様で、そこをいかに読むかがまた楽しみの1つでもあります。

人類は言語を習得する前に、数を数えたり、算術的な発想を持っていたと言われているので、突き詰めれば、今後さらに、思想も数学的な道へと入っていくと思われます。

数字は無限にあり、見えて認識できるのはほんの一部に過ぎません。




























2017年1月25日水曜日

言葉では、真意は伝わらない


 自分が自分らしく自然体でいられる時間を獲得することは極めて難しい。

 美術や音楽のような芸術の世界は、日常の言語(国語)空間では考えらえないほど多彩で多様なコミュニケーションを実現させることができるが、その世界に足を踏み入れると生活そのものを失うことになってしまう。

 ただ、自分が歩いてきた道で、出会った芸術家は比較的、生活を超えて、自分自身の「道」の獲得に成功していると思われる。

 私にとって数学や経済学は家業であり、美術の一環、デッサンみたいなものだと思っているが、年齢とともにかなり精度が落ちてきている。10年以内に、また本格的に美術界に復帰して鍛え直そう。日本の美術がリベラル・アーツを網羅していることを証明する。



               中條伊穂理 作





2017年1月20日金曜日

2017年、「時代が変わった」と思わせるデータ

①メディアの信頼度

ロシア人はメディアを全然信用していないという印象が強いのですが、今や日本はロシア並みにメディアを信用しなくなってしまいました。

 昭和時代には、「テレビの言うことは絶対に正しい!」みたいな人がたくさんいましたが、今は過去の話ですね。たぶん、新聞も信頼を失っていると思われます。

 ウソや騙りは必ずバレるので信用は失墜しますが、地味で見立たなくても本物はいずれ評価されます。そういうメディアの登場に期待します。

Trust in Media plunges to all-time lows

出展元
17日に始まる世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)に合わせて調査会社エデルマンが発表した2016年の年次調査で、政府や企業、メディアに対する信頼感が低下したという結果が出た。
http://jp.reuters.com/article/davos-meeting-trust-idJPKBN1500FT
2017 EDELMAN TRUST BAROMETER
http://www.edelman.com/trust2017/


②東京への訪日外国人の数

東京への訪日外国人数はまもなくイスタンブールを超え、ニューヨークも視野に。
 日中の外国人が増えると、地元の東京人は日中を避け、深夜や早朝での活動へシフトすると思われます。

 ニューヨークで深夜2時オープンの店とかそれなりに良質な地元民が来たりしますから、東京も地元民のためのもう1つの新たな空間が創設されそうです。

 成田空港の不便さが1つのネックでもありますが。




2017年1月8日日曜日

図書館での勉強

4月までの3か月間、まさに人生をかけた勉強期間になる人も多いでしょう。

大学の図書館に行けば、明らかに公務員試験の受験生だとわかる人も目立ってきました。
確かに大学の図書館は高速のインターネットも使い放題、安い食堂もあり、同じ大学の仲間を見ながら勉強できるのでそれなりに安心もできます。

ただし、注意しなければならないのは、必ずしも大学の図書館での勉強が成果があがるとは限らないということです。
その1つの理由が、大学の図書館へ行くことを「義務化」してしまうことです。学校の勉強が成果があがらないのはそのためで、通うことで1日の予定を完結した気分になってしまうのです、通うのであればそこで最低何をするのか、たとえば数的10問、経済10問をまずやる…といったスケジュールをセットにする必要があります(無理のない程度で)。準備体操をすることで安定度が増すことと同じです。
成果が無いようでしたら、場所を変えましょう。


長期間の集中した勉強期間なので、徹底した禁欲・倹約生活でなくても良いです。
食べたいものを食べ、眠い時には寝ればよいです。オリコウサンみたいなカッコつけた勉強スタイルの必要もないです。とにかく、1日のスケジュールを消化させることが最大の目標です。

そして、本試験では、スケジュールを達成させたことが最大の自信になるはずです。